毒親のもとで現在生活していたり、自分自身の親が毒親であったことを知った時不安な気持ちになることがあるかもしれません。

 

Wikipediaによると「毒親」とは‟過干渉やネグレクトなどによる児童虐待によって、一種の毒のような影響を子供に与える親のこと。”と定義されています。

 

 

自分を育てた親が毒親であると将来自分はどのように育つ可能性があるのか不安になる、社会や人間関係において自分は他の人と違っていると感じていて、それが毒親による影響なのか知りたいと思っている方は少なくありません。

 

私の両親は典型的な毒親でしたが、毒親育ちの特徴について本を読んだりネットで検索したり深く調べれば調べるほどかなり自分自身に当てはまるなと思う点がたくさんありました。

 

そこで今日は毒親に育てられた子どもにはどんな特徴があるのか?私自身の経験から書きたいと思います。

なぜ私だけ?普通の人とは何かが違う…感じる違和感。

なぜ私だけ?普通の人とは何かが違う…感じる違和感。

私は初めて実家を出て社会に出た時、とても困ったことがありました。

 

自分が何をしたいのか?何が好きなのか?全く分からなかったのです。二十歳になるまで母の好きなヘアスタイルをさせられ、母の趣味の洋服を着せられていました。持ち物、バック、靴…全部母の指定でした。

それ以外の選択肢は許されていませんでした。

 

母は「私は年老いていくのに、あんたが成長するにつれてどんどん美しくなっていくのが憎い。」と言っていて私がオシャレをすることを酷く嫌っていたので、いつもその年齢にはとても見えないとても地味な格好をさせられていました。

 

 

10代の頃アルバイトの経験はありましたが、母は私の貯金額を把握しており自分で使ったお金を好きに使うことを全く許されておらず、買い物には必ず同行、すべての買い物には母の許可が必要だったんです。

母の趣味でない流行の洋服や聴いてみたいなと思ったCDを買うことは大反対されたり徹底的に否定されたりして絶対に許されませんでした。

 

一度母の機嫌を損ねてしまうとヒステリックに怒鳴り散らしたり物を投げたり、私が深く傷つき立ち上がれないほどの暴言を吐くのでなるべく言うとおりにしていましたね。

 

アルバイトでさえ母が勝手に決めてここで働けと指示したところでしていました。

 

事実、母は私のすべてを支配していました。

しかし子供の頃から何か母の思い通りにならないことがある度に酷い暴力を受けていた私は完全に思考が停止してしまっていて、実家を出るまでそのことにさえ気づかなかったのです。

 

 

ですから実家を出て初めて「自由」が与えられた時にまるで自分が分からない…洋服や持ち物もどうしても選べない、時には不審者に間違えられながらも数時間同じ店をフラフラしていたことを覚えています。

そして初めて自分で選んだ洋服を買った時、欲しかった物を自分のお金で買った時に酷い自己嫌悪を感じました。

 

 

もう一つ困ったことは就職、そして人間関係でした。

 

 

やりたいことや自分の性格に合うことが何なのか?全く分からなかったんですね。この時はまだ母と絶縁していなかったので、結局業務内容や労働条件など全部電話で母に報告させられた上で母が許可したところで働くことになりました。

 

社会で10年以上働いてから思うことですが、それは私に最も合わない業種でした。

 

あの時はいつも働いているというより働かされているという意識が常にあり、そのような気持ちで仕事をしても当然のことながら上手くいくわけがありません。

さらにすべてにおいて母から指示されることに慣れてしまっていたので、とっさの時に優先順位が判断できずパニックになってしまうのです。

 

さらに叱責や失敗を恐れるあまり行動できなかったり、先輩にほうれんそう(報告、連絡、相談)ができなかったりとにかく周囲と上手にコミュニケーションをとることができず結果的にお客様や同僚に迷惑をかけてしまいミスを連発!

 

転職を繰り返しても同じことの繰り返しでした…。迷路を歩いていて、どれだけ正しいと思える道を一生懸命に進んでもいつも行き止まりにぶつかる、そんな感じでした。

プロフィールにも書きましたが、メンタル疾患を発症したのはこの頃になります。

 

 

心療内科でカウンセリングを受け、医師から育った家庭環境や両親が原因なのではないかと指摘されたことで初めて仕事や人間関係が上手くいかないことと毒親との因果関係について考え調べるようになりました。

 

こちらは毒親の特徴について紹介された動画です。是非参考になさってみて下さい。

 

それでは毒親育ちの子どもには一般的にどのような特徴があるのでしょうか?

 

 

毒親育ちにありがちな19の特徴

毒親育ちにありがちな特徴

 

  1. 挫折や批判に弱い
  2. 人間関係が上手くやっていけない
  3. 人を信じることができない
  4. 自尊心が低い、自分に自信が持てない
  5. くつろぐことができず、いつも緊張している
  6. 責任感が強すぎる
  7. 自分の感情がよくわからない
  8. 自分の感情を表に出せない
  9. なんでも白黒つけたがる
  10. 極端な思考に陥りやすい(例えば自分に何か弱点があるだけで、自分は生きている価値がないとまで思ったり他人に対してもなにかたった一つでも悪い点を見つけるとその人が大嫌いになるなど)
  11. 情緒不安定
  12. 親なしでは生きられないと思う、あるいは親は自分なしでは生きられないと思う。
  13. 結婚したり家庭を持つことが怖い
  14. 常に周囲の期待に応えようとしてしまう(争いを避けるために反論したり自分の意見を言えなかったりする)
  15. 自分を大切にできない
  16. 誰かから頼られたりの評価されたりするために自分を犠牲にしてしまう
  17. 自分がやりたいことをするときに罪悪感を感じる
  18. 親の価値観、意見がすべて
  19. 人の顔色を伺い過ぎる(私の場合、過度に人の評価が気になってしまいなんでも他人の言動を真に受けすぎてしまう傾向がありました。)

 

 

もちろん完璧な人は世の中に1人もいません。そして完璧な親、完璧な家庭もありません。
もとからの性格もありますし、これらどれかに当てはまったとしても必ずしも毒親に育てられたと断言できるわけではありません。

 

しかしこのように毒親育ちの子どもは歪んだ、あるいは極端な思考に陥りやすいということは間違いないと思います。

 

最後に自分の親が毒親であると判明した時、その事実をどのように捉えたらよいのか私の経験から書きます。

 

自分の親が毒親であると知った時

自分の親が毒親であると知った時

私は医師によって自分の親が毒親であり、AC(アダルトチルドレン)であることを指摘された時、不思議な安堵感を覚えました。

 

 

「そうか、私ってダメ人間じゃなかったんだ…、社会でも人間関係でも上手くいかなくて、頑張って頑張ってそれでも上手くいかなくて世の中から消えてしまいたいほど辛かったのは自分の育った環境に起因していたんだ。」

 

そう知れたことが、行先の見えない真っ暗な闇の中に一筋の光が差したように思えたのです!

 

自分自身の傾向、ルーツを知れたことは私にとって大きなことでした。

 

まずは毒親育ちであることにより、自分が歪んだ極端な思考に陥りやすいことを‟認める”ことが私にとって大きな助けとなりました。

 

そしてそのことは毒親によるトラウマにより発症したメンタル疾患からの回復への第一歩ともなりました。

 

例えば何か職場や人間関係で自分を否定、非難するようなことを言われたり、何かミスをしてしまったとします。その時に浮かんでくる私を苦しめ憂鬱にさせる思考が果たして正しいのか?そう疑い、時には間違っていることを認め正しいポジティブな思考に変えていくことが助けになったのです。

 

毒親の子どもとして育ち、成長した大人の特徴まとめ

毒親の子どもとして育ち、成長した大人の特徴まとめ

  • 毒親は子どもを支配する傾向があり、暴力や激しい言葉により子どもの思考や判断力を奪うので、毒親育ちの子どもは大人になっても好きなものが分からないなど自分自身を見失ってしまうことがある。

 

  • 毒親育ちの子どもは様々な点で偏った、あるいは極端な思考に陥りやすい特徴がある。結果、社会においても人間関係においても非常に不器用になりやすい。

 

  • 自分の親が毒親だと知ることは必ずしも絶望的なことではない。自分にネガティブな思考に陥りやすい、あるいは自分の親が自分にしてきたのと同じように自分自身を苦しめてしまいやすい傾向があることを認めることが毒親からの悪影響や被害からの回復への一歩となる。

 

私は毒親育ちの子どもにどのような特徴があるのか知ったことで自分自身について理解し、なぜこれほどにまでに世の中で生きにくいと感じるのか知ることができました。

 

どうか、これだけは知ってください。

どのような環境において育てられたとしても、あなたの人生はあなただけのものです。ご両親の犠牲になるためにあなたは生まれてきたのではありません。

あなたにはあなただけの幸せを追求し、幸せになる権利があります。そのことは憲法も保証しています。

 

私は今、毒親の影響からもメンタル疾患からも解放され愛する家族と幸せに生きています。

しかしそのためには自分の両親が毒親だと知ること、そして毒親育ちの子どもにどのような特徴があるのか知り、自分にそのような傾向があることを認めることが必要な過程でした。

 

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