話し合いをする男女

結婚式というと、世間一般のカップルからすれば喜ばしい儀式であり、考えるだけでも胸が躍るようなイベントですが、毒親育ちにとっては必ずしもそうとは限りません。

両親共々毒親であった私の場合、婚約者が結婚式について話を進めようすることがかなりのプレッシャーとストレスになっていました。

 

毒親育ちの方の中には絶縁後に結婚することになった人もいるかもしれず、トラウマを抱えていて「毒親を絶対に結婚式や披露宴に呼びたくない。」「二度と顔を見たくない!」「両親への手紙なんて冗談じゃない!」という人もいるかもしれません。

しかし世間体を気にするなどしてその気持ちをなかなかパートナーや義両親に打ち明けることができず、憂鬱な気持ちに悩まされてしまうケースも多く存在します。

 

結婚式に対する温度差を感じれば感じるほど言い出しにくくなっちゃうんですよね。

 

そこで今回は私の経験から毒親を結婚式に呼ばない、結婚式で両親への手紙を用意しないという選択肢を検討している方に是非知っておいてほしい3つのことを書きたいと思います。

一番大切なのは、あなたの○○○!

気持ちに温度差のあるカップル

結婚式に毒親を呼ぶかどうか決める点で一番大切なことは、あなたの気持ちです!

 

  • 本心はどうしたいのか。
  • 自分の心に尋ねましょう。

 

一生に一度のイベントを台無しにしかねない毒親を参加させるべきなのか?よく考えましょう。

結論から言えば毒親を結婚式に招待しないということは、可能です。

ここにいくつかそのための具体的な方法を挙げます。

 

  • 二人のみの結婚式を行う(実際にこのようなプランがたくさん存在します。海外でも可能。)
  • 代役を頼む
  • 結婚式を小規模なものにする(少人数で行えば友人などで会場を埋め尽くすことができるので、親が不参加でも目立たない可能性あり。また小さな結婚式にすれば親のスピーチをそもそもなしにしてしまうなどいくらでも融通が利く。)

 

しかし新郎新婦側双方の両親が揃わないまま、大きな規模の式場で一般的なカップルと同じように挙式するケースも少なくないようです。

実際に元式場スタッフ聞いてみた!

説明する女性

知り合いの元式場スタッフA氏にインタビューしてみました。

A氏の働いていた職場は度々テレビドラマの撮影現場に使用されるなどかなり知名度、人気共に高い結婚式場である。

Q、新郎新婦の両親が揃っていない挙式を担当したことがあるか?

A、「たくさんありますね。けして珍しいことではないです。」

Q、その割合はどのくらいだったか?

A、「自分は二年間ほど式場に勤務し、五十組ほどの新郎新婦を担当しましたが、うちの会場ではだいたい八分の一くらいの確立でしたね。」

Q、両親の欠席理由は?

A、「まず死別、離婚、入院中といった理由があります。そして‟ご欠席”というケースもありました。

ご欠席というのは公にはできませんが…大抵親御さんが結婚に反対し同意を得られなかったなど(親子関係のトラブル)が主な理由でした。急なご欠席になるとすでに席も料理も用意してあるので、空席にはなってしまいますが…。」

 

A氏によると式場スタッフもプロでありいろいろな結婚式を担当しているので、新郎新婦の親が欠席になった場合朝礼でスタッフ全員に申し送り事項として伝えられそのことには触れない等配慮を怠らなかったので、滞りなく式を進行することができ特に問題はなかったそうです。

 

この方法が絶対におススメというわけではありませんが、場合によっては毒親を結婚式に招待せず当日やむを得ない事情により欠席という形にしていただくことも可能なのです。(※式場に迷惑がかからないようプランナー、担当者とは事前に話し合い事情を伝えておくことをおススメします。)

 

このように毒親問題は別としても世間一般に新郎新婦双方の両親が揃っていないこと=それほど珍しいことではない。ということを覚えておきましょう。

 

最後に結婚式の定番となっている両親への手紙を書くことについて書きます。

自分の心に嘘をつくことのデメリット

造花と手紙

これも結論から言ってしまえば、手紙を用意しない、あるいは読まないことは可能です。

例えばの話ですが、毒親育ちの人が一生に一度だからと無理をして何とか両親を結婚式に招待したとします。そこでさらに本心でもないのに、心を押し殺し「ありがとう。」だとか「感謝しています。」などと参加者にウケの良い文言を並べた手紙を両親に向けて読んだとします。

果たしてそれがその人本人にとって幸せな結婚式になると思いますか?

 

もし毒親への手紙を書いたり読んだりすることが自らを傷つけることになり、結果的に一生後悔するような辛い結婚式となることが予想されるならきっぱりと断るべきだと思います。

両親への手紙は法律でもなければ義務でもありません。式場スタッフに読むことを勧められたとしても強制ではないことに留意しましょう。

 

私の友人は結婚式で手紙を読まずに花束と一緒に渡し、司会者には「新婦の○○様はどうしても恥ずかしいということでしたので(笑)、お手紙は直接ご両親に渡されます。」と説明され会場には温かい笑い声がこぼれ、和やかな雰囲気になりました。

まとめ

花束を持つ女性

  • 自分の気持ちを大事に。結婚式に両親を呼ばないという選択肢は可能。二人だけでできる結婚式、小規模な結婚式という選択肢もある。
  • 新郎新婦の両親が揃っていない結婚式は少なくない。もし毒親を招待しなくても引け目を感じる必要はない。
  • 自分の心に嘘をついてまで手紙を読むことは自らを傷つけることになり、一生後悔する結婚式になりかねない。無理をしてまで両親への手紙を用意する必要はない。

 

私はいろいろと考え悩んだ末、ある強い決意を持って毒親を結婚式に招待しました。

その決意とは、その結婚の日を最後に両親と一切の連絡手段を断ち、生涯絶縁することでした。

もしもっと早く絶縁していたなら、彼らを結婚式には絶対に招待していなかったと思います。

 

だから死ぬまで会わないという覚悟があったからこそ、最後となれば手紙も読めた。

私が手紙の文章に「ありがとう」という言葉を入れたのは、本当は両親との決別への強い決意の表れでした。

残りの文章は主人の両親、義両親へのメッセージにしました。「このような素晴らしい息子さんを産んで立派に育てていただいて、感謝してもしきれない。これからはよろしくお願いします。」と言った文章でした。

 

すべて本心でした。

私は私の決定を後悔していないです。

これを読んで下さっている方が自分の心を傷つけない決定をし、幸せな結婚式を迎えられるよう心から祈っています。

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